横浜ダンボール

LCCは快適?!

旅行会社で、LCCの販売をしている会社もだいぶ増えてきました。LCCは不安だとか、心配されるお客様も非常に多いのも事実ですが、実は使い方によって非常に快適に乗ることができます。

例えばカンタスグループのジェットスター航空。安全性にも定評があり、日本の下手な航空会社よりも安全姿勢については厳しい会社です。

もちろんコストカットをしっかりとしているので、お金を払っていないサービスを受けることができませんが、逆に考えるとお金を払えばしっかりとしたサービスを受けることができます。

LCCで悲惨だとおっしゃられるお客様もいらっしゃいますが、これはもともとサービスに対するコストを支払っていない場合が多いです。

例えば座席指定、1000円台位のコストがかかりますが、非常口座席を買えば、足元も広々で優先搭乗もできる座席にアサインされます。もし仮にこれを大手航空会社で実践しようとした場合、JALならグローバルクラブ会員や上級会員の資格を持っていないと、指定することがかなり難しくなります。

理由としては、指定する座席料金はかかりませんが、上級会員から先に空席を解放していくので、空港で当日座りたいと思っても既に予約で埋まっていることがほとんどです。

しかし、ジェットスター航空であれば、予約の段階で料金さえ支払えば、原則空席がある限り販売をしてくれますので、優先搭乗と広々とした足元の座席を確保する事ができます。

また機内に関しても、日本航空や全日空の場合、ドリンクサービスが確かに無料ではありますが、普通席(エコノミークラス)の場合は、紙コップ(ただいまコロナウィルスの影響で紙パックでの提供となっていますが、日本航空の場合はお茶だけの提供となります)での提供となり、量が非常に少ないと個人的には感じています。もちろんおかわりをすることもできますが、1回のフライトでものすごい喉が乾いていた時、おかわりしまくらなければならないのも、ちょっと厳しいなと思う時があります。

しかし、ジェットスター航空であれば、地上の自動販売機で買うよりは高いですが、富士山の五合目で買うより安い金額で、たっぷりサイズのドリンクが購入できます。

また、日本航空や全日空では、空の上でお腹がすいたとしても、まるっきり何も食べるものは提供されませんが、ジェットスター航空であればお菓子やカップラーメンなど、好きなときに食べることができます。

最近ジェットスター航空では、ブランケットの販売サービスがなくなってしまったのが残念ですが、今は日本航空や全日空でも、コロナウィルスの影響でブランケットの提供が普通席に関してはありません。

手荷物に関しても、必要な分だけ事前に購入する必要がありますが、ツアーパッケージ用のレートであれば、もともと20キログラムの荷物は含まれているので、実はあまり気にすることがありません。また逆にお金さえ支払えば、40キログラムまで手荷物として預けることができますし、機内持ち込み手荷物についても、追加料金さえ払えば10キログラム超えても問題なく運ぶことができます。

ちなみに機内持ち込み手荷物については、日本航空や全日空の場合は、お金を支払っても持ち込むことができませんから、考え方によってはジェットスター航空のほうが楽な場合があります。

航空券の購入期限についても、通常は購入してから2日または3日以内に購入となりますが、ジェットスター航空の公式ホームページで購入する場合は、即日の決済が必要となります。しかしながら旅行会社で購入する場合は、5日以内の支払いと期限が緩く、またツアーパッケージ用の運賃についても、出発前日まで販売することができるため、緊急の出張や緊急の旅行が必要な場合、ジェットスター航空の方が快適に安く移動することができます。

空港のチェックインカウンターの締め切り時刻が、日本航空や全日空の場合は保安検査場の締め切り時刻が20分前までとなりますので、25分前には最低カウンターに到着していないといけませんが、ジェットスター航空の場合は30分前のクローズとなりますので、こちらについてはジェットスター航空の方が厳しい数字となります。ただし現実的には、どちらの航空会社も30分以上前に到着することが望ましいわけですので、厳格に締め切ると言うところ以外は、そこまで大きな差ではないと個人的には思っています。

その他に大きな違いとしては、航空機に登場するまでに、ボーディングブリッジを使用せず、バスで移動したり徒歩で移動したりするところが、日本航空や全日空と異なるところだと思います。ただしこちらも地方路線なんかだと、日本航空や全日空でもバスの移動はありますし、そこまで大きな違いか?と言われれば、そんなに差はないのかなと思います。

もちろん搭乗時刻の締め切りが、ジェットスター航空の方が厳格ではありますが、最近は日本航空や全日空も、かなり厳格に運用するようになってきていますので、実はこの辺もそこまで差がないのかなと思います。

最大の違いについては、首都圏に住んでいるお客様の場合、羽田空港と成田空港と言う違いが一番大きな違いなのではないかと思います。ただしこれも考え方ですが、上野から約40分位で成田空港には鉄道で到着することができますし、車で移動する場合も羽田空港の駐車場料金よりも、成田空港の駐車場料金の方がはるかに安いので、長い期間国内旅行する場合は、あえて成田空港を選ぶのも良いのかと思います。

また空港の近くに前泊する場合、一般的には羽田空港よりも成田空港周辺のホテルの方が安く、大変便利な事が多いので、成田空港を使うのも良いのかなと思います。

手荷物検査場が非常に混雑する国内線ターミナルではありますが、これは羽田空港でも同様に混雑する事が多いので、ターミナルビルのトイレが、ウォシュレットが付いていないとか、簡素な作りの建物であると言うところを除けば、実はそんなに大きな差がないのが実情だと思います。でも運賃の差は下手すれば3倍程度の違いがあったりします。

同じ旅行予算で旅した場合、ジェットスター航空で飛んで、現地でとてもおいしい食事を食べるのと、日本航空や全日空で飛んで現地でコンビニでご飯を食べるのと、どちらがいいですか?と言う位の差がつくと思います。

個人的に思うのは、大阪国際空港通称伊丹空港は、空港から大阪市内までの移動が非常に不便で、バスアクセスを使った場合、下手すると補助席運用までするので、めちゃめちゃきつい思いをすることがあります。

それであれば関西空港から特急ラピートに乗り、移動しちゃったほうが楽だなと思うこともありますし、伊丹空港周辺のお客様のところに営業に行くとかそういった特殊な場合以外は、別に関西空港でもそんなに大きな違いは無いなと感じています。

バスの中だとなかなか仕事もしづらいですが、特急ラピートのスーパーシートを選べば、パソコン作業もラクラクできますし、のんびりと優雅にくつろいだ状態で移動できます。ちなみにスーパーシートも購入手段により無料になりますから、すべての面においてコストパフォーマンスは優れているのかなと思います。

そんなジェットスター航空を使った快適なLCCの旅をツアーパッケージ商品としても、絶賛発売中です。快適な空の旅ジェットスター航空をぜひ一度ご利用いただければと思います。